運動器不安定症
概要(疫学、症状)
筋力やバランス能力が低下したことで歩行や日常生活動作が安全に行えなくなった状態をいいます。この疾患に至る前のロコモティブシンドローム(通称:ロコモ)は日本では予備軍を含めて4700万人が該当しうると言われています。
原因
骨折や靭帯損傷、変形性関節症や関節リウマチなどの運動器疾患をきっかけに、閉じこもりや寝たきりとなってしまって体力が低下してしまうことが原因です。
検査・診断
日常生活自立度判定基準および片足立ち時間などの検査結果をもとに診断されます。
治療
当院では運動療法を中心としたリハビリテーションを行います。
リハビリテーション
当院のプログラム(運動・装具等)の目安
ADLでの注意点
日常生活での運動量が減ってしまうと、いくらリハビリテーションを実施していても疾患の進行を予防できません。意識を入れ替えてなるべく身体を使うように生活を送りましょう。