リハビリテーション

急性腰痛症(ぎっくり腰)

概要(疫学、症状)

日本における腰痛症状を有す方は3,000万人程度であるとの試算があります。急性腰痛の症状は、腰に軽くズキッとくる痛みを感じる程度から、歩行困難になるくらい痛みを感じる程度など、人と状況によって様々です。

原因

脊椎にある椎間板、軟骨や脊椎周囲の靭帯・筋膜、筋肉といった脊椎を支える軟部組織の損傷が原因です。朝起きあがった直後や、重いものを持つとき、靴下をはくときなど動作中に発症することがほとんどです。

検査・診断

X線で骨折の有無なども確認しますが、軟部組織の損傷はX線では判別できません。損傷も微細なことが多いため、軟部組織の判別が可能なMRIでも損傷部位は判別困難な場合が多いです。基本的には発症時の様子と症状などの理学的所見から診断されます。

治療

治療の開始時は鎮痛目的の薬物療法と徒手療法、生活指導のリハビリを実施します。

薬物療法

頓服用のロキソニン錠・ロキソニンテープの処方や、疼痛が強い場合はノイロトロピンなどの鎮痛薬の点滴を行います。

リハビリテーション

疼痛の強い方は患部の安静を最優先に適度な運動療法を行います。加えて、腰部への負担のかからないような生活習慣の指導を行います。患部の状態が安定してきたら、再発予防のための運動療法・動作練習を行います。

当院のプログラム(運動・装具等)の目安

当院のプログラム(運動・装具等)の目安

ADLでの注意点

寝たきりなど身体を動かさないでいると血流を悪くしてしまうので、痛くて動けない場合を除いて、生活レベルの動作は実施したほうが治りを早めます。入浴もデメリットは特になく可能です。

腰部のマッサージはやりすぎると筋を損傷しやすいので、やりすぎないよう注意しましょう。

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整形外科内科リハビリテーション

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